【必ず!】布団は干しましょう!【絶対!】
昨年8月に打ち直しにて仕立てて頂いたお客様より電話がありました。
「お布団に黒カビが凄いんです・・・」
早速伺いました。
確かに凄い汚れです。5ヶ月ぐらいしか使ってないのに・・・。
側生地、捨てようと思ったものをまた引っ張りだしたのでしわくちゃです。ごめんなさい。
全体的に中心が黒ずんでる。
見にくいけど、中綿表面にも黒い点々のカビ。
フローリングの上にスノコを敷き、その上にこの敷ふとんをお使いになられてるという事例。更に湿気が落ちてそのスノコまでがカビにやられてるとの事。
おそらく湯たんぽの結露が原因ではないかとご本人様も申してましたが、聞くところによると布団は一度も干した事がなく敷きっぱなしとの事。
早速当店が持ち帰って内部検査。すると、中綿、カビの付着する綿表面を取り除いた後も綿内部からはもの凄いジメジメした湿気感が漂ってくる程でした。
一番カラっとしたこの時期に、非常に湿った敷ふとん。
原因は湯たんぽかもしれないし、それ以外それ以上の原因かもしれません。ただ、いかなる状況にせよ・・・
ふとんは干しましょう。
この事例だとスノコもダメになったとの事ですが、逆を言えばスノコがなければフローリングの床がダメになってた事でしょう。
可能な限り、ふとんは干しましょう(しつこくw)。布団は干すことにより内部に溜まった湿気を放出し、と同時に木綿わたの特性によりふっくら膨らむ&お陽様パワーで暖かい空気をおふとんに注入してくれます。この冬の寒い時期、夜も気持ちよくお休みになれる事でしょう。敷きっぱなしは駄目ですよ~!