岡田ふとん店の布団がフランスへ!
初まりは数カ月前にアメリカのミネソタからあった一本の電話。日本語が堪能なフランス人の方からでした。
その後は頻繁なメールでのやり取りが始まります。
彼はアメリカでの仕事を終え、パリに新居。日本びいきの彼は、既に畳も日本から調達済みでした。
今回の来日は勿論観光ですが、メインは「ふとんの為」だったそうです。
パリからアムステルダム経由の福岡inで、萩・津和野を回ってきたとの事。
本日は彼らが滞在するホテルにリクエストがあった布団を納品してきました。個人的には特にここ一週間はこの件で頭が一杯で、特に梱包の仕方ですが・・・、非常に色んな意味で勉強できた一週間でした。
肝心な布団ですが、側生地は遠州綿紬、中綿は純綿100%。枕も遠州綿紬のはぎれを使ったそば殻入。
商品は気に入ってもらえましたが、二日後にパリに戻って、商品を開封した時に問題がない事を祈ります。
コンパクトに梱包した品物を開封した後、何かあったら連絡します・・・と彼は言います・・・。
懇意の同業者から、海外からの「布団」「ふとん」「Futon」需要情報も最近はよく聞きます。
・・・
職人が海外出張する時が来るかもしれませんね。