日本羽毛ふとん診断協会
今日は日本羽毛ふとん診断協会主催の勉強会に参加してきました。
羽毛リフォームのご注文が近年増加してますが、羽毛の劣化度合等を正確に診断する事によりそのお客様の羽毛ふとんをいかに適切にリフォームしていくかを提言する事ができます。
協会のホームページもご参照くださいませ。
羽毛ふとんを診断する資格を取得しました！
このたび日本羽毛ふとん診断協会が認定する、「ダウンプロフェッサー」の資格を取得しました。
一口に「羽毛ふとん」と言っても商品は様々です。また消耗品と言う観点から見ても、元は最高級品であっても10年以上お使いであればそれなりに劣化している筈です。そんな羽毛ふとんの商品性や劣化性を診断するのがこの資格です。
特に最近は自分の布団がリフォームできるものかどうかを見てもらいたいという問い合わせが非常に増えております。羽毛ふとんが流行りだした15～20年以上前から使用しているお客様が多い証拠です。
当店ですが、実績から見ても昨年だけで約100枚弱の羽毛ふとんを診断してきました。この資格を持ってるからどうのこうのという話ではありませんが、お客様と羽毛工場を取り次ぐだけの同業者が多い中、当店ではご依頼があれば実際に中身の羽毛を取り出し、羽毛の質・劣化度合いを診断し、ご説明いたします。勿論例えばリフォームする価値の無い羽毛ふとんは正直にその旨を申し上げます。
羽毛リフォームの季節になりました。
お心当たりの方、このブログを見た！と言っていただければご成約特典として前金とはなりますが、シーズンに入る秋まで仕上がったふとんを当店で保管します。
是非押し入れ替わりとして当店をお使いくださいませ。
富士山！春のお布団の紹介です。
掛け布団には最適なメキシコ綿100％・１キロ入り、コットンケット。
肌掛け布団です。
富士山マニアにお勧めです！
税込12,000円
★岡田ふとん店★オリジナル羽毛布団スタート！★
この度、信用のできる羽毛布団工場と契約を結び、当点のオリジナル羽毛布団を販売する事になりました。この事により、従来の既製品の横流し販売というスタイルから脱却し、メーカ名にもこだわらず、店主自らが目利きした羽毛原料を使って仕立てた羽毛布団の販売ができるようになりました。
また羽毛産地・サイズ・キルティング仕立て方法等、全てお客様のご希望通りに仕立てる完全オーダーメイド羽毛布団の仕立ても可能となります。
昨今、羽毛原料が大変高騰しており、メーカーも価格を抑えるために様々な工夫を凝らして企業努力をしております。しかしながら品質を落としてまで価格を抑えるのは本末転倒ではないでしょうか。
消費者の皆様には申し訳ありませんが、高い物は高いのです。良い品物は良い品物なのです。高くて良い羽毛布団は暖かいです。長持ちもします。将来リフォームもできます。ご理解をお願いします。
写真はハンガリーホワイトグース90%1.3キロ入りです。廉価で販売されている羽毛布団のダウンはほぼ全部がダック（あひる）入りです。あひるさんも悪くは無いですが、やっぱり本当に暖かいのはダウンボールの大きいグース（がちょう）入りです。
定価108,000円です。
今後はハンガリーやポーランド産の品質に引けを取らず価格的にも魅力的な、とある一部の中国産グースにも注目してます。
またご希望であればアイスランド産アイダーダウンもご用意できます。
こだわりぬいた羽毛布団、HPの方も順次作成していく予定です。お問い合わせはお気軽にどうぞ。
羽毛ふとんリフォーム
あれだけ暑かった先週から一転、今週は過ごしやすい日が続いております。
とくると、羽毛ふとんリフォームの問い合わせが目立ってまいりました。
なので、お問い合わせ内容をちょいとまとめてみます。
まず当店に電話を掛けていただけるお客様のお悩みとしては・・・
「羽毛布団がここ数年暖かくなくなった。」
「羽毛布団がここ数年ボリュームがなくなってきている。」
「首回りの汚れが気になる。」
「サイズを変えたい。」 等。
から電話の話は始まります。
そして次に聞かれるのは
「いくらぐらいかかるか？」
これはもうズバリお答えしてます。
19,500円（税別）からとなります。が、洗浄方法・側生地・足し羽毛によって価格は変動します。お使いの羽毛布団を見させていただき、どれくらい劣化してるのかを診断。その上でベストなリフォーム方法・お見積りをご説明させていただきます。
19,500円のコースが悪いわけではないですが、今後また10年使う事を考えて、もうワンランク・ツーランク・スリーランク上のリフォームをされるお客様が多いです。
そしてそのままアポイントを取らせていただくパターンと、「検討します」で、電話は終了するパターンとなります。
リフォームと言っても結局数万円の予算がかかる訳ですから、家族で一度検討してからというのはよくある事です。リフォームせず、新品への買い替えというのもひとつの選択肢となってくるからです。
場合によっては当店と違う店舗さまで新品に買い替える方もいらっしゃるでしょう。まあ当店でご検討いただければ「下取り」は喜んでさせていただきますが。
で、これ以上は電話では長くなってしますのであまり話さないのですが、新品に買い替えたい方の為に、羽毛ふとんの現状についてもちょいと書いておきます。
3年ほど前から羽毛原料は高騰してます。同レベルの商品が3年前より1.5倍～2倍程値上がりしております。お隣の大国が羽毛の消費国になってきた事（衣料含む）による日本への輸入量の低下。ヨーロッパ等の生産国における生産量の低下が原因です。フランス人も最近はあまりフォアグラを食べないみたいですし、がちょう・アヒル農家も運営が結構辛いらしく廃業する農家も多いらしいのです。
よって、自然的に羽毛リフォームはここ数年当店でもものすごく増えています。
ところが、ネット検索なんかしてみると・・・いやいや結構安い羽毛布団売ってますね。
よく表示を読んでくださいね。メーカーも羽毛原料が値上がってしまった為に、安くするための企業努力をしてるのです。
通常だと綿100％の側生地がポリエステル混合になってるではないですか！
通常だと1.3～1.4キロぐらい充填する羽毛が1キロしか入ってないじゃないですか！
当店以外で羽毛ふとんの買い替えをご検討のお客様、商品表示にはくれぐれもお気を付けくださいませ。
また綿100％の生地でもゴワゴワな触りの生地だったり、中身の羽毛も・・・疑いたくはないんですが、統計として日本に輸入される羽毛原料の実に8割以上は中国・台湾・ベトナムからのものである・・・という知識は持たれた方がよろしいのではないかと思います。流通してる羽毛ふとんのタグ表示はフランスやハンガリーが多いんですけどね・・・。
ついでなので当店羽毛布団ラインナップは当然ながら、これならってものしか仕入れておりません。羽毛種類を選んでからのオーダーメイドも可能です。
もうすぐ9月ですね。9月の半ばごろには当店もチラシを新聞に折り込む予定ですが、お直し期間は3～4週間かかります。
そろそろ秋冬の準備をお考えになられては如何でしょうか。
羽毛ふとんリフォームのご注文が増えてきました！
当店の羽毛ふとんリフォームは日本羽毛製品協同組合が認定する「プレミアムダウンウオッシュ（完全洗浄）仕上げ」を採用しております。
他のお客様のふとんと混ざらないようにそれぞれ1枚づつ個別管理しながら丁寧に洗浄します。
最大の作業特徴は、まず最初に羽毛を取り出してから除じん・洗浄するという事。へたったダウンボールが新品のように復元します。
詳細はこちらから
他社例1 多客の複数の布団を同時にそのまま洗浄してから個別に羽毛を取り出す→「ダウンウオッシュ仕上げ」
他社例2 専用の袋に羽毛を取り出し、多客の複数のその袋を同時にそのまま洗浄する→「ダウンウオッシュ仕上げ」
他社例3 羽毛は洗浄せず、側生地だけ替える→「ふとん生地交換仕上げ」
このように羽毛ふとんリフォームといってもさまざまなリフォーム方法があります。当然ながら仕上がり具合もそれぞれ違ってきます。
毎日長く使う羽毛ふとん、リフォームをお考えの時は是非「プレミアム」な「ダウンウオッシュ」コースをお勧めします。
指定地域内であれば出張羽毛診断、無料です。
通販で羽毛リフォームを受け付ける事も可能ですが、基本的にはお客様立会いの下で古羽毛を少量取り出し、傷み具合・へたり具合などを診断・ご説明し、ベストなリフォーム方法をご提案しております。
お気軽にお問い合わせくださいませ。
